「捧げよー、さ、さーげよー!しーんぞうをー、ささげよー」
こ。これがまさにマインド・コントロールなのではと 思いながら。
洗脳の方法は、前にカルトが流行った時にもちょっとだけ知っていたし、この前観た1984にも、そんなシーンがあった。
共産圏では、大戦中から実際に使われていたらしい。
(その流れで”日本では、主に拷問が使われていた”という事も書かれていて、拷問の場合 反発が大きいので、服従させるのには向かなかったんだってー)
デプログラミングについては、前に苫米地さんの本で知っていたけど、こうなると本人にとってどっちが幸せなんだかわからないなぁって思ってしまいました。
でも少しずつ洗脳されてるかも知れない自分の子どもが、わたしが信じている未来に全く価値を見出せなくなって、表情の無くなった目でこちらを見ている状況というのを想像するのは、とても怖いなぁ。
この本。
あとがきを読むともっと怖いよ。
全体主義へとじんわり進む世界を危ぶむ著者の気持ちに触れて、デストピアを叫んでいるのは、ガーディアンだけじゃないんだなぁという思いを強くしたのでした。
= つかのみき =
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