「火星に行く為の朝食をNASAが開発中」なんだそうです。
「食料はロケットを重くしてしまうので、軽量化する必要がある」んだそうです。
「宇宙飛行士が野菜を育てる実験を宇宙でやっている」んだそうです。
ヨーロッパの人が私に聞いたの。
「あなたは、火星に行きたいですか?」
「行きたい行きたい!もちろん行きたい」
「どうして火星に行きたいの?」
「私は宇宙を感じたいなぁ。真っ暗で、音がない世界で私は何を感じるかというのに興味があるんです。」
「宇宙に行くのは、とても大変ですよ。あなたは、どんな準備をしていきますか?」
「え?準備?」
「宇宙飛行士は、強い身体を作ったり、いろんなトレーニングをして、沢山準備して行くでしょ。あなたは?」
「え。私は今のままの状態でそのままで行きたいの。宇宙で私は今の身体のままでは生きていけないと思う。私は、ただ感じるという事を体験してみたいんですよ。」
「え・・・・(沈黙)」
ヨーロッパの人は、がっちり準備をして何かを達成するという事を見ていたんだけど、私は、人間が未開のステージに挑むというイメージをどうしても持てなかったの。
この違いがお互いにわかった瞬間に、お互いがその違いに気付いて、ワクワクする気持ちを抱けた気がするの。
何だかとても不思議な体験でした。
話しをしていて、人とコミュニケーションして面白いのは、この瞬間。
この話しの後で、”宇宙エレベーター”の話しをしたんだぁ。
また面白いモノを発見してしまった。
後で、優大くんに「宇宙エレベーターって知ってる?」って聞いたら「あー!知っとう!宇宙にピューんって行くやつやろ?」っていうから
「地球側にある、それを支える物の直径ってどれくらいと思う?」って言ったら「うーん、10kmくらい?」
「ふふふ。数センチらしいよー」
「えーーーーーっ。そんなんで大丈夫なん?」
「面白いねー」
2050年くらいにはできるんだってー。
でも初めは2030年を目指してたんだってー。
面白ーーーーい。
その時は、準備無しでボタン無しで行けるかもねっ
= つかのみき =
【関連する記事】